代表メッセージ

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ひよこグループCEO

青野里美Aono Satomi

株式会社ひよこホールディングス 代表取締役
特定非営利活動法人ひよこ会 理事長

一人一人と向き合える保育園を作りたい

保育園を始めようとしたきっかけは、自分の子どもたちを預けようと保育園を探していた時でした。たまたま見学させていただいた保育園の園庭で、3歳くらいの子が転んで血だらけになってしまっているところを見つけたのですが、先生が他の子への対応に追われていて、誰も怪我をしている子どもに気付けていない状態でした。
私自身も保育園に入っていた時に大怪我をしてしまい、その時の先生たちに対してどうして助けてくれなかったのだろうかと悲しい気持ちになってしまったことがあります。
子どもたちとしっかりと向き合い、我が子を安心して預けられるような保育園が中々ないこともあり、それなら自分で作ってみようと思ったことがきっかけでした。

たまたま見ていたテレビ番組でひよこが卵から孵化する瞬間がやっていました。
卵を割ろうとしても上手く割れずに死んでしまったり、割れたとしても力尽きて死んでしまったり、生まれる瞬間だけでも大変な力を使って外に出ているんです。頑張って生まれることができたとしても、そこから大人になる為にスタートするということは更に大変なことなのではないかと思います。
そんな子どもたちが安心に育っていけるようにサポートしたいという想いを忘れないように「ひよこ」を社名にしたのです。

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目の前の人を助けたい

私たちは保育事業から始まり、今では障がい児者支援も行っていますが、きっかけは一人の男の子との出会いでした。
椅子を逆さにして座ったり、一人で園庭に行って美味しそうに石を口の中に詰めたりして、「石を口に入れてはいけないよ」と教えても、「分かった!」と言って次の瞬間にはまた口に入れていたのです。
この子の命はいつまで持つのだろうかと思い、障がい児の勉強を始め、施設を作るきっかけとなりました。
保育園は自分の子どもの為、障がい児の施設はその男の子の為。そして、障がい児施設を立上げるだけでなく、その子たちが社会に出ても支援を続けたいという想いやその働ける場所はどこかといった課題を解決していくうちに、今では就労施設の運営も行っています。このように自然と、会社として取り組める事業が増えていきました。
今後は健常と障がいの壁をなくしたいと考えています。引きこもりになってしまったり、社会から閉ざされてしまう子も多いのですが、優れたところはいっぱいあります。得意なところを認め合って大いに学び、働ける社会を作っていきたいというのが私たちの目標です。

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子どもも大人も
笑顔になれる環境を作っていく

子どもたちが笑顔になる為に、現場の先生や社員のみんなで笑顔になれるよう、働く環境を良くしていくことを心掛けています。
例えば園長先生は一般的に年齢が高い人がなれるイメージで、頑張っても上に上がれなかったりすることが多いですが、弊社では3年で園長になっている方もいます。
現場の先生たちが頑張っているから私も会社を続けていけますし、全て社員みんなのおかげだと思っているので、頑張りはしっかりと評価して還元していきたいです。
保育士というのは労働時間が長く厳しいというイメージを持たれている方も多いですが、弊社は少人数保育を特徴としており、先生の数も余裕をもって配置している為、残業もなく子どもと向き合うことに集中して働ける環境にしています。
環境は経営者の責任として整えていくので、素直な気持ちで行動に移していける方に入っていただければと思います。

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